札幌本部 2023.03.13 北大入試、滞りなく実施される 北海道大学一般選抜個別学力検査が行われました。前期は2月25日(土曜日)、後期は3月12日(日曜日)に実施されました。 【前期日程】 まだ雪も残る2月下旬、農学部正面玄関前の雪道は除雪され、足元には滑り止め用の石が撒かれていました。 【農学部までの道は、除雪され滑り止めの砂利が撒かれている=2月25日昼】 昨年度入試は、記録的な大雪のために飛行機の欠航や列車の運休などが相次ぎましたが、今年は天気の良い中の実施となり、滞りのない運営が行われました。 【後期日程】 後期入試の行われた3月12日は、札幌は既にかなり暖かくなり、北海道大学構内も雪融けが進んでいました。 既に根雪も融け始めており、農学部までの道は路面が見えていました。 【農学部前の道は、雪が融けてタイルの地面が見える=3月12日昼】 明るい日差しの中行われた後期入試は、前期と同様大きな事件もなく行われました。 前期日程も後期日程に関しても、農学部の先生方が多数出勤されていました。どちらの日程においても、受験者が迷惑を被らないよう気を配りながらの運営を実施した結果、大きな事件もなく入試が執り行われたのではないかと考えます。 受験生の皆様もお疲れ様でした。 【農学部玄関に掲示された「公示」】 【志願者数推移】 今年度の北海道大学の志願者数は、前期5284人、後期4524人となり、合計数は9808人と、昨年度よりも292人増加していました。 気になったので、北海道大学の志願者数の推移をグラフにしてみました。 上図のように、著しく少なかったのは令和3年度ですが、それ以降は右肩上がりで志願者数が増加していることが分かります。 ここで、令和3年度の志願者数が少なかった理由を考えてみました。 令和3年度は、前期志願者数が5104人で、例年(過去6年の平均は5491人)並みだったものの、後期の志願者数が3517人と、例年(過去6年の平均は4157人)よりかなり少なくなりました。 令和3年度は、大学入試センター試験から大学入学共通テストに初めて変わった年です。大学入学共通テストに変更した結果、浪人生が来年度にチャレンジできない等の影響が、後期志願者数の減少に影響したのかもしれません。 (さっぽろ農学校リポーター・林芳弘=D3、写真も)