札幌本部 2022.11.21 金葉祭、4年ぶり開催 10月29、30日の土曜日曜二日間、北海道大学構内のイチョウ並木一帯で北大金葉祭(こんようさい)が開催されました。 昨年までは、新型コロナウイルスや脅迫メールの影響から、イチョウの姿がネット上で紹介されたものの対面での祭の実施は行われていませんでした。今年は4年ぶりに対面での開催が実施されました。 【多くの人でにぎわった金葉祭。小さな子どもを連れた家族の姿も=30日夕方】 会場は北13条門から工学部にかけた北13条通り。この土日の開催時間(10時~21時)だけは車道を締め切り歩行者天国にすることで、車を気にせず自由にイチョウ並木を楽しめる空間が演出されていました。また、18時~21時はイチョウ並木全体がライトアップされ、普段は見られない光景が広がっていました。 【ライトアップされたイチョウ並木。多くの人が写真を撮影していた=30日夜】 北大構内には終日老若男女問わず様々な人が集まりました。テレビ局や新聞社のカメラも集まり、祭りの様子をニュースとして報道していました。 (テレビ局ニュースhttps://www.htb.co.jp/news/archives_17899.html) また並木沿いのテントなどでは、北大の学生団体(部やサークル)などがパフォーマンスを行う企画や、温かい豚汁や焼き芋などを販売する飲食屋台の出展、ドングリアクセサリー作り、ねぶた展示などが実施されました。 【並木沿いに並ぶ多くのテント。来場者は飲食や文化企画を楽しんだ=30日夕】 少し離れた場所ではクラーク先生もライトアップされていました。 【ライトアップされたクラーク先生=30日夜】 新型コロナウイルスに配慮し、感染対策を徹底した中でも、二日間で約2万3千人が来場した北大金葉祭。来年からも、札幌の新たなる風物詩として続いていくことでしょう。 北大金葉祭公式HPhttp://konyousai.jp/ (さっぽろ農学校リポーター・林芳弘=D3、写真も)