札幌本部 2024.01.11 身近な札幌農業学ぶ 新渡戸連続講座 新戸部遠友リビングラボ(仮称)建設支援、第7回目の講座が2024年1月9日(火)、札幌市内の愛生館サロンにて開催された。札幌農業と歩む会会長で元札幌市農政部長の三部英二氏(当会理事)が『こんな近くに!札幌農業』と題して講演した。昨今の食料問題や北海道農業の歴史から、実践例を踏まえつつ札幌農業の今後の展望について語った。 その中で三部氏は、昨今の国際的な人口増加に伴う食料自給の必要性や札幌農業の変遷にふれた後、札幌農業独自の農産物である「札幌黄」、サッポロさとらんどの取り組みについて取り上げ、札幌の農業の展望について熱く語った。 参加者との間で質疑応答も活発に行われ、我々の生活に欠かせない「食」とは、札幌農業を後世に伝えるための方向性とは、など幅広い視点から農業に向き合うことのできる非常に充実した時間であった。 (「さっぽろ農学校」リポーター・猪俣和奏=2年=、写真も)