札幌本部 2022.08.03 第58回時計台サロン23日に 8月23日(火)18時から第58回「時計台サロン~農学部に聞いてみよう~」を時計台ホール開催+オンライン(ZOOM)でハイブリッド開催いたします!!今回は「北海道農業は持続可能か」をテーマに,お二方に講演いただきます!入場・視聴は無料で,オンライン参加のみ事前申込が必要です。以下のフォームよりお申し込みください。(先着100名・8/21まで) https://forms.gle/gQuSokBoajkiwM8T6 なお,新型コロナウイルス感染拡大防止のため時計台会場は先着70名とさせていただきます。 ---------テーマの概要-----------「北海道農業は持続可能か」日本における食料生産地帯として発展してきた北海道農業は、特にこの50年で急速に近代化され、発展してきました。しかし、農業を取り巻く環境が世界的にも急激に変化する中、今後も発展を続けるには、「持続性」が重要なキーワードとなると考えられます。本企画では、主に北海道における酪農生産および食料供給の観点から、北海道農業の現状について整理し、どのように食料の生産と供給を続けていくのか話題を提供します。 【講師】三谷朋弘 准教授(北海道大学大学院農学研究院)タイトル「牛を飼う意義~草と牛乳の視点から~」牛は本来、草を食べて生きていく動物です。しかし、現在の酪農では、餌の半分以上を海外から輸入された穀類に頼っています。このやり方が果たして持続的なのか、と疑問に思います。この視点から、酪農の本来の形、そこから生産される牛乳の特徴について、お話しします。そこから将来に向けてのヒントが得られると考えています。 【講師】小林国之 准教授(北海道大学大学院農学研究院)タイトル「食べる権利・作る義務」国際情勢の変化の中で、食べるものをいかに確保するのか、ということの重要性が再認識されています。様々な食料品価格が上昇するたびにニュースでは街頭インタビューの「困りました」という声が流されます。もちろん、食料がいつでも安く手に入ることは大切なことで、それが当たり前の数十年間を日本は経験してきました。それが当たり前ではなくなりそうなこれからの社会において、北海道の農業は一体どのような役割を果たしていくことが出来るのでしょうか。食料主権というキーワードからそのことについて考えてみたいと思います。 ※内容は多少変更になる可能性がございます。皆様のご参加をお待ちしております!