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札幌本部

2020.07.07

生活支援金、申請者全員に支給へ

■農学生緊急支援プロジェクト■

第2次生活支援金、180人に3万円。今週から送金

  新型コロナウイルスの影響で生活が困窮している農学生(農学部生と農学院生)を緊急に支援する「札幌農学同窓会・農学生緊急支援プロジェクト」として、会員である農学部OBOGの皆さんに5月末からご協力を呼びかけたところ、海外と道外を含む会員と、新聞記事を見た一般道民などから集まったカンパ(寄付)金は、一か月余で累計1,000万円を超えました。

  学生の生活を支えるため、迅速な寄付をして下さった方々に、深甚なる感謝を申し上げるとともに、農学生への生活支援金支給が順調に進んでいることをご報告いたします。とりわけ、7月の第2次支給で、当初申請者全員への送金が可能となりました。学生は、先輩の皆さんへの感謝の声を上げています。

  同窓会は6月初旬、学生支援の第1次として、困窮度と緊急度が高いとみられる150人のみなさんに、1人3万円ずつ支給することを決定し、順次支給してきました。当初の申請は約330人。第一次の支給対象にならなかった農学生は差し引き約180人いました。今回の第2次はその全員に、1人3万円ずつを支給します。

  昨日より、第2次支給対象者に、受け取り方法などを、順次メールで知らせ、返信メールの内容を同窓会で確認できた順に、本日から、支援金を指定口座に迅速に振り込んでいます。

  会員のみなさまから寄せられたカンパ(寄付)金は、生活支援金本体のほか、送金手数料、支援バイトの報酬を含め、プロジェクト関連事業に使わせていただいております。学生のバイト環境の回復は遅く、生活は困窮度が依然高い状態であり、同窓会は、さまざまな雇用創出と雇用情報の提供に努めております。

  すでに多くの会員の皆さまから、ご厚志が寄せられていますが、より広い会員の皆さまから、困窮学生の生活を支えてくださるよう、心よりお願い申し上げる次第です。

【写真は、7月2日に同窓会事務所を拠点に開催された、プロジェクトチームのオンライン会議の様子。中央のPCには各メンバーの顔や資料が映ります】