札幌本部 2021.06.22 新渡戸博士写真の額、事務所に 当会と本学の大先輩であり、北海道大学のスピリットを支える大事な柱の一つである新渡戸稲造博士の額入り写真が完成し、当会は6月22日、事務所内の壁に掲げました。 本学の農業経済学科特別会議室(中央棟3階)に掲げられている歴代農経教授の写真の一つを専門家が接写し、縦515ミリ横375ミリに拡大複製したもの。撮影者と撮影場所、撮影年月などは不詳ですが、晩年に撮影されたものとみられます。額装は縦785ミリ横605ミリの縁に金色を施した大型のものです。 松井博和理事長は「新渡戸の生き方は、今の言葉で言うとSDGsだと思う。ジェンダー平等といい、世界平和といい、それを唱えて実践していた。100年後の今日、国連と世界がそれに向けて動きだし、北大が世界の大学のSDGs達成貢献度ランキングで国内1位になったことは誠に感慨深い。何かの因縁を感じる。写真を見ていると、その新渡戸博士が当会を見守ってくれているようで、とてもうれしい気持ちになる。これまで以上に、博士の精神を学び広めていきたい」と話しています。 【写真】新渡戸博士の写真額を当会事務所の南側壁に掲げる松井理事長