札幌本部 2021.12.11 北大文書館と「植物画」など巡り意見交換 当会の松井博和理事長と久田徳二理事・事務局長は11月24日、北海道大学大学文書館の井上高聡准教授と山本美穂子特定専門職を訪ね、農学部と当会が保管する文書や歴史的資料などについて意見交換しました。 当会からは、1887(明治20)年6月6日発行の「札幌同窓会第一回報告」(現在の会報の始まりとみられる)をはじめとする一連の会報関係資料、農学部農学科から当会に寄託された一群の植物画などについて、写真とともに紹介しました。 これに対し、井上先生と山本さんは「大変貴重な歴史的資料である」「近いうちにぜひ本物を見せていただきたい」などと大変興味を示されました。 文書館と当会は今後、お互いの資料を補完しあい、北大としての歴史資料充実に向けて連携していく方向で一致しました。 当会は現在、学生を含む「さっぽろ農学校サポーター」を組織し、母校と同窓会が持つ、札幌農学校以来の「お宝」を発掘、整理し、当会の電子・紙メディアを拡充するプロジェクトに着手しています。 松井博和理事長は「農学校時代を含む100年以上前の資料の整理は農学部と同窓会にしかできない重要な仕事と考えています。それらを通じて、北大150周年(2026年)の記念事業に貢献したいと思います」と話しています。 写真:大学文書館の井上先生(左)と山本さん(中央)に、植物画(手前)などの資料を見せて説明する松井理事長=11月24日、北大大学文書館(北区北8西8)