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札幌本部

2022.03.05

さっぽろ農学校サポーターC班が印刷工場を見学

同窓会の取り組みをサポートしている「さっぽろ農学校サポーター」16人のうち、紙メディアの拡充プロジェクトに取り組んでいるC班が3月1日、道内大手の総合メディア企業アイワード社(札幌市)の印刷工場(石狩市)を見学しました。

C班は学生3人で、会報、会誌をはじめ、各種の紙メディアの拡充に取り組んでいます。会誌25号は寄稿された原稿のほぼすべてを分担して校正する作業に携わり、編集後記も執筆しました。また、今後は、講演録などのブックレット、写真集などの刊行物といった出版を手掛ける計画です。

出版計画づくりの過程で意見交換してきたアイワード社の竹島常務の提案に基づき、同社の印刷工場で印刷・製本工程やその技術、歴史などを学ぶことになり、この日、C班3人のうち2人と、櫻井特別講師、久田事務局長が同工場を訪ねました。。

工場では、竹島常務の解説で、最新のドイツ製大型プリンターを間近に見ながら、一枚ずつの紙を送りこんで正確な位置に4色のインクを出力していく「枚葉(まいよう)印刷」の仕組みを学びました。また、大型ロール紙を使って連続的に印刷した後裁断する「オフセット印刷」の仕組みも学びました。出来上がったページの束を折り重ねて背に接着剤を塗り、残り3辺を裁断する製本のプロセスも、製本ラインを見ながら詳しく学びました。

また工場2階では、同社がこれまで手掛けた出版物などの一部を一覧できる図書室も見学、参加した学生たちは、出版文化の豊かさにも触れていました。

学生たちは「印刷の正確さや速さに驚いた」「あれらの印刷機が、チラシから教科書、地図、写真集などまで多様な出版物を作り出しているのはすごい」などと、感銘を受けた様子でした。