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札幌本部

2024.08.05

「北大150周年事業」の周知・寄付促進を 横田北大副学長

北海道大学理事・副学長の横田篤先生(元農学研究院院長、当会顧問)が3日、当会事務所に来訪し、「北海道大学創基150周年記念事業」の会員等への周知、及び個人寄付の促進などの協力を訴えました。

北海道大学は、前身である札幌農学校の1876年開校から150周年となる2026年を中心に、記念事業を計画しています。同年9月下旬に記念式典を催すほか、古河講堂(旧林学科教室)の改修利活用事業、学生の視野を世界に広げる人材育成事業、「こども本の森」事業、大学150年史の発刊などに取り組んでいます。

また学内でも最も古い歴史を持つ農学部と農学同窓会は、独自の貴重な歴史的資料を収集、分析、保存し社会に広める「お宝発掘発信プロジェクト」、農学部中央棟最上階鐘楼の鐘を修復し音を復活する「エルムの鐘プロジェクト」、新渡戸稲造夫妻が始めた札幌遠友夜学校の跡地に社会教育を中心とした地域づくりの生きた実験拠点「新渡戸遠友リビングラボ」を建設運営するプロジェクトなどの関連事業に注力し、一部は実現しています。

横田副学長らはこの日、全学の事業を詳しく説明するとともに、当会に対して「大学150周年の意義と、それを祝い発信する事業全体を、会員の皆さんに周知していただきたい。事業の成功に向けて個人からの寄付を大いに募っていただきたい」「また農学同窓会の事業を全学150年事業に反映し、協力していただきたい」と、当会に多面的な協力協働を要請しました。

当会は、松井博和理事長、瀬戸篤会計担当副理事長、久田徳二理事・事務局長、橋本博行理事・事務局次長の4人が対応。最大限の協力協働の意思を伝えるとともに、当面、当会の会報61号での記事掲載、寄付振込用紙の会報封筒への同封に同意し約束しました。

上の写真:【北大150周年記念事業への協力を訴える横田副学長(右から2人目)と本部社会共創部広報課の担当者二人。右端は当会の松井理事長】

(事務局)